TextMeshPro使い慣れていない人用のマニュアル(Ver.3.0.6)

目次

TextMeshProとは

TextMesh Pro は、Unity のデフォルトのテキストコンポーネントの代替となるものです。 (中略) TextMesh Pro を使用すれば、その高い性能によって素晴らしい見栄えのテキストが楽に作成できるだけでなく、従来より遥かに高度な制御がインスペクターとスクリプトから可能となります。

Unity 2018 で TextMesh Pro を最大限に活用しよう | Unity Blog

2018年頃のバージョンから、UIではアセットとして扱われていた**TextMeshPro(以下TMPと呼称)**が標準化し、TextはUIのLegacy内に移りました。

ここでは、TMPの導入から使い方までを解説していきます。

Textとの違いや利点と欠点

• Textでは、フォントサイズを変えずにTransformコンポーネントのScaleを大きくすると、輪郭がぼやけてしまう現象が起きるが、TMPでは小さいフォントサイズでScaleを大きくしてもハッキリと輪郭が見える。
• 設定や装飾が多く、操作次第で豊富なUIデザインを生み出せる
• フォントアセットと呼ばれる独自のフォントを作成するため、必要な文字だけを抽出しプロジェクトを軽量化することが可能だが、日本語を使用する際はデフォルトのフォントが日本語非対応なため、自身でフォントを用意するコストを伴う。

日本語を使用する場合、日本語が使用可能なフォントデータを用いてフォントアセット(後述)を作成する必要があります。

導入

環境：Unity2021.3.11f1, VisualStudio2022